⋮コピー機に使用出来ない、コピー用紙ご存知ですか?!
家庭用複合機の20倍、30倍も定価、購入価格の高い業務用複合機。
さぞかし 何でも出来るのでは?と思ってしまいがちです。
確かに、性能機能の大半は勝ってはいます。
しかし、使い方、使用方法を誤ると 折角の性能も活かせません。
先日も、新たに複合機をお買い求め頂きましたお客様で
ご納品直後、印刷がすごく汚くなって出てくると
クレームを頂く事案がございました。
早速、サービスマンを派遣し機械状態を確認させて頂いたところ
厚口の用紙をコピー機の給紙カセットに入れて印刷を行っていました。
大半の業務用コピー機は、家庭用のインクジェット機と違い
厚い用紙や特殊用紙は、手差しで行う仕様となっており
しかも、その使用前にはパソコン側と、機械側の設定を行わなければ、
印字不良や紙詰まりをひき起こします。
※但し、最新型機は給紙カセットから直接印刷可能です。
紙の厚さを示す単位で「坪量」というものがあります。
メーカーホームページのコピー機仕様欄には、そのコピー機の
使用許容の用紙坪量が明記されていますので、参考にされてみて下さい。
特にラベル用紙、光沢紙などは、手差しでのご利用をお勧めします。
先ほどの印字不良のご連絡を頂いたお客様のコピー機は
厚い用紙を給紙カセットに入れていたことが原因で
普通のコピー用紙に差し替えて頂いたら、印刷がキレイになりました。
また、用紙にはインクジェット用と、レーザー用となっているモノも
ありますが、それを間違えるだけでも印字不良や紙詰まりを起こします。
今まで使用されていた家庭用複合機で余った普通紙を
もったいないからと、業務用複合機でも
そのまま使用されようとしている方が
いらっしゃいましたら、すぐ、やめて下さい。
特に、ハガキなど、家庭用で当たり前に使用していた印刷物は要注意下さい。