⋮明暗分かれる コピー機業界
先週末、シャープが３年ぶり大幅営業黒字の報道がされていました。
こだわっていた不採算事業からの撤退や、
不本意ながらも台湾の電子機器大手の介入などが要因と思われますが
もっと細かい企業努力や工夫もあったようです。
私共も、一時期は、ご購入予定者さまから、
シャープ機 大丈夫なの？というお声を頂いたこともありましたが
元々、シャープグループの中でも複写機部門は好調だったそうで
今回、膿を出したことによって浮上した観があります。
逆にリコーは先週末、営業利益が前年比６６．９％減の赤字報道がされ
ここ半年間でも、埼玉圏内の大規模拠点の撤退や
リストラのニュースが大きく取り上げられていました。
コピー機業界の３大主力メーカー、キャノン、リコー、ゼロックスの
計上利益も、平成１８年をピークに右肩下がりで
シャープ、コニカミノルタなどが、まだまだながらも猛追している
現状のようです。
一昔前、証券業界の雄、山一證券が倒産した時には大変驚きましたが
表面的なメーカー神話だけに踊らされず、社長様の確かな眼で
メーカー、機械、業者選びをして頂きましたら幸いに存じます。
